どーも!itoです。
中国人の妻・ルナと結婚し、中国の雲南省というところで暮らしています。
この雲南省、中国国内では旅行スポットや中国茶で名高いのですが、日本人にはあまり馴染みがないので今回はもっと身近に感じてもらえるように紹介していきたいと思います。
日本との位置関係
位置
さー、まずは地図をみていきましょう!

雲南省の位置ですが、中国の西南部の端にあります。ベトナムやラオス、ミャンマーといった国と国境を接しています。
緯度がだいたい台湾とかと同じです。日本よりかなり南に位置しているのが分かっていただけると思います。
雲南省の特徴
雲南省の面積、人口、気候

雲南省は面積が39万㎢あります。日本が38万㎢なので、日本よりも少し大きいということになります。
人口は4700万人。人口の9分の1は省都の昆明に住んでいます。このあたりが中国の面白いところで、都市部はめちゃくちゃ都会、田舎はめちゃくちゃ田舎という状況が雲南省でも存在しています。
全体的には田舎なので、素朴でおっとりとしている好い人が多いですよ!
気候
雲南省を紹介するときに一番伝えたいのが「気候」でもあります。
なぜ、中国国内では雲南が観光地として名高いか、それは雲南省の気候が素晴らしいからです。

雲南省の気候を表す言葉としてよく言われるのが
「四季如春」=一年中春のようだ
という言葉です。
省都の昆明は「春城」(春の街)という別名でも知られています。
標高
雲南省の気候の良さは標高と大きな関係があります。
先ほどもお伝えしましたが、雲南省は日本のかなり南に位置しています。本来であれば熱帯に属していてもおかしくない位置なのですが、標高が高いために気温がそれほど高くありません。
省都の昆明は標高が約1900メートルあります。省の北部はさらに標高が高く3000メートル以上です。
そのために、夏は涼しく冬は暖かい、一年中春のような気候なのです。
主な観光地
雲南省には有名な観光地がたくさんありますが、特に有名なのは
- 麗江
- 石林
- シーサンバンナ(西双版纳)
- 大理
- シャングリラ(香格里拉)
など。
「大理石」って聞いたことありますよね?

高級石材の代名詞ですが、あれは雲南省の大理がルーツなんですよ!
あと、「シャングリラ」っていう言葉も聞いたことありませんか?

理想郷とか楽園という意味で使われる言葉ですが、あれも「香格里拉」の日本語読みなんです。
こうやって考えてみると結構、身近に感じますよね。
また、石林や麗江は世界遺産にも指定されているので、国際的にもかなり有名な観光地だと思います。
私が行ってみて特におすすめの場所をまとめてみたので、興味のあるかたはこちら↓
少数民族
雲南省の魅力をさらに高めているのが少数民族の多さだと思います。
中国には56の少数民族がいると言われているのに対し、雲南省にはそのうちの25民族が暮らしています。しかも、そのうちの15民族は雲南省にしかいません!
彼らの独自の言葉や文字、服装にはとても不思議な魅力があります。
好きな方にはかなりハマると思うので、少数民族についてはまた詳しくお伝えしていきますね!
特産品
お茶、コーヒー、ワイン、ハーブ(薬草)、タバコ、きのこなど。

日本でも知名度の高い「プーアール茶」。実は雲南省が原産なんですよ!
また、お茶とコーヒーは栽培の環境が似ていることから、中国国内のコーヒーの主要な生産地ともなっています。
最高品質の「松茸」は日本にも輸入されています!日本に来る頃には高額になっていますが、雲南旅行のついでに食べればめちゃくちゃ安く食べれますよ!
松茸を気が済むまで食べる方法についてはこちら↓
まとめ
ざっとでしたが、雲南省の紹介をさせてもらいました。意外と関係があったんだ!って感じますよね。
雲南省の特徴をまとめるとこんな感じです。
- 中国西南端
- 気候が穏やかで一年中春のよう
- 観光スポットが多い
- 少数民族が多い
雲南省の情報については今後どんどんアップしていく予定なので、是非チェックしてみてください!では!
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