どーも!itoです。中国人妻と中国の雲南省で生活しています。
今回は「VPNアプリとVPNルーターどちらがおすすめ?」ということでお伝えしていきたいと思います。
VPNアプリとVPNルーターどちらがおすすめかということですが、結論からいうと
- 短期滞在者 VPNルーター > VPNアプリ
- 長期滞在者 VPNアプリ > VPNルーター
ということになってきます。では、なぜそうなるのか中国での生活経験をもとに具体的に説明していきたいと思います。
短期滞在者の場合
短期滞在者(1週間程度の旅行など)の場合、VPNルーターが圧倒的に便利でおすすめ。というかほぼ一択です。
なぜかというと2つの理由があります。
- 設定など面倒くさいことをしなくてもよい
- 空港(または郵送)で受け取り、空港に返却で完結
それに、VPNアプリの場合は国際Simも契約しなければなりません。
設定など面倒くさいことをしなくてもよい
VPNルーターを使えば、面倒くさい設定は一切不要です。VPNルーターさえ手元にあればOKです。
短期滞在者の方は旅行で中国に行くという方がほとんどだと思います。旅行中に見るのは同じく日本人旅行者の口コミだったり観光案内だったりだと思うので、複雑な設定がいらず、常に日本と同じネット環境を保てるVPNルーターがおすすめです。
VPNアプリも設定はそこまで難しくはないのですが、日本のサイトを見るときはスイッチをON,使わない時はOFFという感じで使い分けなければいけないので面倒くさくなってきます。
たまに繋がらなくて焦ったら、アプリがONになっていなかったということがあります。。
VPNルーターを使えば、そのような心配は一切不要です!(充電だけは忘れないでくださいね^^)
空港(または郵送)で受け取り、空港に返却で完結
VPNルーターの場合、空港で受け取り、空港に返却することができます。
また、「当日焦るのは不安」という方は事前に自宅に郵送してもらうこともできます。しかも、郵送料金も無料だったりします。
帰国の際は空港内にある指定の返却ボックスに返却するだけです。(ビデオのレンタルと同じ感じです。)
日本に帰国した後はVPNサービスを使わないという方がほとんどだと思います。中国で旅行中、快適にネットを使いたいというだけであればVPNルーターほぼ一択です。
では、長期滞在者にとってVPNアプリが便利ということを次に説明していきます。
長期滞在者の場合
長期滞在者では、VPNアプリとVPNルーターどちらもありだと思いますが、一般に滞在の期間が長ければ長くなるほどVPNアプリ>VPNルーターという感じになります。
理由は2つ。
- 長期滞在者の場合、現地のSimも契約する場合がほとんど
- 長期滞在中にVPNルーターが壊れると厄介
長期滞在者の場合、現地のSimも契約する場合がほとんど
先ほども触れましたが、VPNルーターの場合、現地のSimを契約する必要はありません。
しかし、長期滞在者になると現地で取引先などとの連絡もしなければならないため現地のSimを契約する場合がほとんどだと思います。
現地のSimがある場合、家や会社の外でもネット環境自体はあるわけなので、あとは日本のサイトを見たいというときにVPNアプリをONにしてあげればよいということになります。
結局、現地でどうネットに繋がるかというのが判断の基準になってきます。
長期滞在中にVPNルーターが壊れると厄介
空港で受け取り、空港に返却できるVPNルーターですが、現地滞在中に壊れてしまうという可能性もあります。
壊れてしまったらもちろん通信は出来ませんし、ルーターの会社にその旨を伝えなければなりません。壊れても弁償しなくてもよい「あんしん保険」みたいのも付加することができますが、使えなくなったら意味がないですし、いろんな手続きするのも面倒くさいですよね。
なので、現地でSimを発行するということが決まっているのであれば、VPNアプリでほぼ一択です。
まとめ
今回は「VPNアプリとVPNルーターどちらがおすすめ?」ということでお伝えしてきましたが、まとめると次のようになります。
- 短期滞在者であれば「VPNルーター」
- 長期滞在者であれば「VPNアプリ」
- 現地でSimを発行するかどうかが判断の基準
今は、ネットがなければなにも出来ない時代。中国で快適にネットを楽しむためにも自分に合った方法を試してみてくださいね!
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