どーも!itoです。中国人妻と結婚し雲南省で暮らしています。
今回は「中国・雲南省の観光スポット。おすすめベスト5!」、そして、それぞれのベストシーズンもお伝えていきたいと思います。
雲南省での生活も5年を迎え、いろいろなところにも行きました。日本人の私から見て、日本人旅行者の方にきっと満足していただけるランキングをまとめてみました。
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おすすめベスト5!
5位 麗江(丽江,レイコウ)
ここはユネスコの世界文化遺産に登録されている場所です。
「世界の果てまで行ってQ」でイモトが来た場所だよ!
麗江古城と呼ばれる地区が世界文化遺産に登録されており、観光地化が進められています。「古城」とあるように麗江はもともと少数民族の街だったので街並みには少数民族独特の雰囲気が漂っています。
麗江古城はかなり大きく、迷路のようになっており、すべての路地を巡ろうとしたら1日以上は掛かってしまうと思います。(子どもたちはすごく面白がると思います。)
ただ、先ほど述べたようにかなり観光地化されているので、そのままの歴史とか少数民族の雰囲気を味わいたいという方は興ざめしてしまうかもしれません。古城に入るだけでもパスポートやセキュリティチェックをされるのでなんだか不思議な気分になってしまいます。。
シャングリラ観光のついでにいくといいかと思います。
ベストシーズン:年中可(8月後半~9月前半はキノコあり)
おすすめは昆明から寝台列車で行くルート
昆明~麗江の寝台はこちらから予約できます↓
気になった方はこちらもご覧ください↓↓
参考:【5分で完全網羅】秘境に広がる宝石の空ー雲南省・シャングリラとは
同率5位 大理(ダイリ)
高級石材の代名詞である大理石の語源でもある「大理」。
こちらも麗江と同じような少数民族の「古城」ですが、規模が麗江よりも小さいです。
大理は白族の街で、建築物が白っぽい色をしているのが特徴です。大理もかなり観光地化されているのですが、街の近くに洱海という湖があって、自然も身近に楽しめるのがいいところだと思います。
4000メートルを超える山々と湖のコントラスト、そして白雲がとても美しい場所です。
旅行の時は「Dali」という大理の地ビールと洱海の魚料理を合わせてみてください!(Dali自体は雲南各地で売ってます。)
こちらもシャングリラ、麗江観光のついでにいくといいかと思います。
ベストシーズン:年中可
麗江や大理のような大規模な古城ではなくて静かな所に行きたい方には「建水」がおすすめです。雲南省・建水についてはこちら↓↓
参考:【現地生活者が解説!】レトロ電車と陶器の町ー中国雲南省・建水とは?
4位 石林(セキリン)
ユネスコの世界自然遺産に登録されている場所です。
「石柱が林のように並んでいるところ」から「石林」という名前がついたと言われています。
少数民族である彝族(イ族)の聖地としても有名なので、少数民族に興味のある方にはおすすめだと思います。
ただ、結構テーマパーク化されていて外国人観光客とかも多いので、「私はそのままの自然が見たい!」という方は興ざめしてしまうかもしれません。
そういう方には近くにある「乃古石林」というところに行くことをおすすめします。「乃古」というのは彝族(イ族)の言葉で「黒い」という意味があり、大多数の観光客が行く「石林」よりも石の色が黒いのが特徴です。
訪れる観光客の数も少ないので、落ち着いた雰囲気で聖地を楽しみたい方におすすめです。
昆明からはバスか電車で1時間ほどで行くことが出来ます。1日時間が取れれば是非行ってみてください!
ベストシーズン:年中可
石林観光についてはこちらの記事も参考にしてください↓↓
参考記事:【鉄板!】世界自然遺産「中国南方カルスト」の推しメン!ー雲南省・石林とは?
3位 元陽(元阳,ゲンヨウ)
ユネスコの世界自然遺産にも登録されている場所です。
こちらも自然が好きな方にはおすすめの場所です。見渡す限りの棚田が広がっています!
雲南省を日本人のルーツという学者もいますが、なんだか本当にそうなのかもしれないなと感じてしまいます。
日本から数千キロも離れているにもかかわらず、ここにくるとなぜか故郷に帰ってきたかのような不思議な懐かしさを覚えます。
棚田自体はどの時期でも観光できますが、おすすめは冬の12~1月ごろ、棚田に水が張られる様子を見に多くの観光客が訪れます。
注意して欲しいのはアクセスがあまり便利でないこと。昆明からはバスでいくしかありません。しかも片道だけで半日ぐらいかかるので十分な時間がある方、またはツアーに組み込まれている場合だけ行ってください。
ベストシーズン:12~1月
2位 香格里拉(シャングリラ)
中国の秘境・雲南省の中でも秘境中の秘境なシャングリラ。桃源郷ということで有名です。
ここは少し時間にゆとりがあって静かに自分と向き合いたい人におすすめの場所です。
チベット族の自治地区でもあり、街中はチベット仏教の影響をうけた建築物が多いです。
チベット文化について理解を深めるのもありですが、おすすめは自然を楽しむこと。市内から車で10分ほどのところにある纳帕海(ナパ海)で広大な草原と空の青さを楽しむことができます。
昆明からだと飛行機で1時間半、電車+バスだと半日以上かかります。
行った時の体験から役立つ情報をまとめてみたので、興味のある方、行き方について詳しく知りたい方はこちらを参照ください。
↓↓
シャングリラと昆明の間には同じく有名な観光地、麗江と大理があるのでついでに観光してくるのが鉄板だと思います。
ベストシーズン:8月後半~9月前半(地元のキノコの収穫ピーク)
1位 羅平(罗平,ラヘイ)
ここは菜の花畑で有名な場所で、見渡す限りの菜の花畑を楽しむことができます。
「世界の果てまで行ってQ!」でイモトさんが訪れたことで知った人もいるんじゃないかと思います。
実は、菜の花から採れる種(菜種:中国語 菜籽)を使って油を生産しているんです。ここで採れた菜種の油を使って揚げたフライドポテトや炒め物は香ばしくてとても美味しいですよ!
省都の昆明からもバスで1時間半ほどで行くことができるので、1日時間が取れれば是非行ってみてください!
注意して欲しいのは菜の花が咲いていない時には行っても意味がないこと!絶対に2月後半~3月前半に行ってください!
羅平について詳しくはこちら↓↓
参考記事:【期間限定】春の雲南省ー中国No.1の菜の花畑・羅平とは?
参考記事:中国No.1の菜の花畑ー雲南省・羅平への3つの行き方【現地生活者が写真付きで解説!】
ベストシーズン:2月後半~3月前半
番外編
中国国内では有名な雲南省の観光地番外編です。
西双版纳(シーサンバンナ)
雲南省の南部、タイとの国境地帯にある街で、住民の多くは傣族(タイ族)です。
街中は中国らしからぬ様相で、街路樹も南国タイの雰囲気を感じさせます。個人的には好きな場所なのですが、日本から観光するまではないのかなと正直思います。
だって、直接タイに行くほうが早いもの。
ただ、中国とほかの国の融合という特殊な状況を見てみたいなら行く価値はあるかと思います。
ベストシーズン:年中可
まとめ
今回は「民族文化、アクセスのしやすさ、自然」という角度から日本人観光客に絶対に喜んでもらえるスポットをランキングにしてみました。
雲南省は観光資源が中国の中でも特に豊かな場所として知られています。でも、日本からだと遠くてなかなかいけないのでベストシーズンを選んで狙った場所を2,3か所いくのがおすすめです。
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