どーも!itoです。
中国人妻のルナとともに中国雲南省で暮らしています。
2020年8月にシャングリラ(標高3400m)に旅行に行ってきましたが、無事に高山病にもならずに帰ってくることが出来ました。
雲南省は全体で標高が高いですが、特に麗江、シャングリラなどは高山病になりやすいと言われる標高2400m以上に位置しています。
日本人の方は標高が低い場所から観光に来られる場合が多いと思うので、特に注意が必要です。
今回は高山病対策と雲南の高地観光の注意点を解説していきます。
高山病とは?
高山では空気が地上と比べて薄いため、概ね2400メートル以上の高山に登り酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れる。 主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、眠気(めまい)である。他に、顔や手足のむくみ、眠気やあくびなどの睡眠障害、運動失調、低圧と消化器官の機能低下からくる放屁などが現れることもある。
Wikipedia
高山病対策のポイント3つ
高山病対策のポイントは3つ。
- 気圧の低い環境に慣れる
- 酸欠を防ぐ
- 脱水症状にならないようにする
気圧の低い環境に慣れる
急激な標高差があると高山病になりやすいと言われています。
ハイペースで観光スポットを巡るのではなく、ときどき適度な休憩をとるようにすることが大切です。
酸欠を防ぐ
意識して深い呼吸をすること、睡眠時の酸欠を防ぐことが大切です。
シャングリラのホテルには酸素マスクが売っているので、不安な方は利用をおすすめします。
また、暖かい服を着て血流をよい状態に保つということも大切です。
脱水症状にならないようにする
こまめに水分を補給することが大切です。
必要水分量(ml)はこのような式をもとに計算できます。
{体重+荷重}×行動時間×5
例えば体重が60キロの人が5キロのリュックを担ぎ、6時間行動したとすると。
{60+5}×6×5=1950(ml)
となり、約2リットルの水分を補給しなければならないことになります。
街中には500mlや1.5lの大きめのペットボトルも売っていますが、衛生のため加熱した水を飲みたいという方は大きめの水筒を用意してください。
ホテルで沸かしたお湯を水筒に入れていくという方法。特に冬季は暖かい飲み物があるといいよ!
雲南旅行のアドバイス
急激な標高差があると高山病になりやすいということですが、雲南省の著名な観光地の中ではもっとも標高が高いシャングリラは省都の昆明との標高差が1500m以上あるため注意が必要です。
この角度から考えると、定番のルートではありますが、
大理や麗江などで2,3日観光してからシャングリラに向かう方法がやはり無難と言えます。
シャングリラ 3400m
↑
麗江 2400m
↑
大理 1900m
さらに昆明から麗江まで電車、麗江からシャングリラまでバスというように移動していけばより体が高度に順応しやすくなります。
飛行機で直接アクセスするより負担が少ないね。
おすすめは昆明から麗江までの寝台列車!!
新幹線であれば3時間で行ってしまう所を9時間かけて行ってくれます。
(夜間移動するので時間の節約にもGood!)
日本では寝台特急、
無くなってしまいましたよね。。
でも、中国にはまだたくさんありますよ!
昆明から麗江の寝台は人気路線なので、気になった方は早めに(30日前から予約可)ゲットしてください。
昆明~麗江の寝台はこちらから予約できます↓
↑↑【注意】
※夜10時ごろに昆明を出発する「硬卧」というのが寝台列車です。二階建て式の電車で、1日1便しかありません!!
女性の一人旅とかだとハードル高いかもしれませんが、夫婦とか友達と旅行に行くのであれば絶対にいい思い出、話のネタになると思うのでぜひ使ってみてください!
鉄道の高速化が中国でも進んでいるのでいつ廃止になるか分かりません!
個人的にもめちゃくちゃお勧めだよ!
まとめ
今回は高山病対策と雲南の高地観光の注意点を解説してきました。ポイントは4つ。
- 気圧の低い環境に慣れる
- 酸欠を防ぐ
- 脱水症状にならないようにする
- 飛行機よりも電車、バスが無難
きちんと対策すれば、症状も軽く済むことがほとんどです。
しっかり対策して、秘境の旅を満喫してください!!
シャングリラで外国人でも泊まれるホテル
シャングリラは国際観光都市なので外国人を泊まらせてくれるところが多かったです。
特に、市内中心部の「独克宗古城」にはたくさんペンションがあるので、事前に予約しないで旅行したい方はまずこちらで探してみてください。
心配な場合はこちらのホテルを予約することをおすすめします。
- シャングリ・ラ リゾート
- ソンツァム リトリート シャングリラ
- ソンスタン シャングリラ ホテル
- Hotel Indigo Diqing
- ブルー ホライゾン ジュンホワホテル
- ザ 5th メテオライト ライトイヤー ホテル
- 天界神川ホテル
- グワンシャンユエ イン
- ジンクジャーニーアッロカムパ
すべて5星ホテルで外国人宿泊可能です。
こちらからもシャングリラのホテルを検索できます。↓↓
特におすすめなのはTrip.com、アゴダ、Expedia。海外のホテル検索に強く、割引率も高いです。中国に限って言えばそのなかでもTrip.comがおすすめです!
(中国でも普及している旅行サイトのため、網羅している宿が多いことに加え、ホテルのスタッフにも説明しやすいです。)
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